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都江堰パンダ基地ボランティアツアー

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アメリカ合衆国の皆さんに愛され続けてきた “ 美蘭 ” が、ボーイング777機 “ 連邦パンダ速達号 ” に乗って、2月5日に成都に帰ってきます。 “ 美蘭 ” は、成都パンダ基地から初めてアメリカ合衆国へ旅立ったパンダの子孫です。また、ワシントン国立動物園で生まれた4歳半のオスのパンダ “ 泰山 ” も、 “ 美蘭 ” と共に帰国予定です。機内では、獣医、飼育員、搬送係など、大勢のスタッフが付き添うとのことです。 “ 美蘭 ” と “ 泰山 ” の帰国は、国際航空貨物輸送会社 FedEx 社によって執り行われます。当会社は、2頭のために樹脂ガラス製の常温コンテナーを特注しました。パンダたちは、このコンテナー内で自由に動き回ることができ、40ポンドの竹と、飲用水、その他の栄養食品も備えられます。
“ 美蘭 ” “ 泰山 ” の帰国を間近に控え、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地では、スタッフが着々と2頭の受け入れ準備を進めています。
2月2日、記者が成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地にて、基地のスタッフの付き添いのもと、 “ 美蘭 ” の新居を訪ねました。基地内の検疫館が、 “ 美蘭 ” の新居となります。国内外から基地へ戻ったパンダ全てが、この検疫館で一時期暮らすことになっています。基地のスタッフの説明によると、検疫館は、静かな環境の下、 “ 美蘭 ” に外界から与える悪影響を最小限に抑え、新しい生活環境に速やかに適応させるという目的を考慮して建てられたのだそうです。室内には、風通りの良い部屋が2つ設けてあり、悪天候の場合にも、 “ 美蘭 ” は室内で気持ちよく生活できるようになっています。また、各部屋と室外運動場がつながっており、パンダたちに自由に運動させることが可能です。検疫の決まりによって、 “ 美蘭 ” が検疫を受けている間はファンの方々ともしばしお別れ。その間、 “ 美蘭 ” は基地の経験豊富な飼育員と共に生活することになります。

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