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成都パンダ基地ボランティア

パンダ大使に妹と弟が誕生

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2018年7月2日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)のジャイアントパンダ「慶賀」(チンホー)がメスとオスの双子を出産しました。双子の1頭目のメスの体重は117.2g、2頭目のオスは140.8gでした。現在、母子共に健康です。今年に入り、成都パンダ基地では9頭の赤ちゃんが誕生しており、それには4組の双子が含まれます。
「慶賀」は、7月2日の7時23分に破水すると、7時53分に1頭目、次いで8時15分に2頭目を産みました。「慶賀」にとって今回は3度目の出産に当たり、経験豊富な「慶賀」は非常に強い母性を備えています。
「慶賀」(血統登録番号537番)は、美形な「慶慶」(チンチン)の名門一族の出身で、「慶賀」のくりくりとした穏やかな目がそれを証明しています。「慶賀」という名前には、深い意味が込められています。2001年9月24日、「慶慶」はメスの赤ちゃんを出産しました。それはちょうど、2008年オリンピックの中国開催の招致に成功した1か月後の出来事でした。成都パンダ基地の飼育員らは、オリンピックの招致成功のお祝いの意味を込めて赤ちゃんに「慶賀」と名付けたのです。2015年、「慶賀」が産んだ双子は国連開発計画(UNDP)の世界動物大使に選ばれ、全世界から名前を公募した結果、「啓啓」(チーチー)、「点点」(ディエンディエン)と命名されました。この度の「慶賀」の双子の出産により、“国際スタッフ”の「啓啓」と「点点」に妹と弟が誕生したのです。
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