中国パンダ保護センター 中国パンダボランデイア
碧峰峡パンダセンター (Bifengxia Panda Base)
1980年に設立された碧峰峡観光地の中にあるパンダセンターは、雅安市内より約18km、成都市から約150kmほどの距離にある。現在のパンダの数は20頭余り。このセンターは、パンダの研究から保育、科学的な普及教育の機能を併せ持ち、成都のパンダセンターに比べて、さらに野生に近い状態で飼育されている。
四川省のジャイアントパンダ保護区
四川省内にある7つの自然保護区と9つの風景名勝区を合わせた約 9200平方kmのエリア。絶滅のおそれのある「中国の国宝」ジャイアントパンダが最も集中する地域であり、全個体の30%以上、約500頭が生息する世界最大の自然保護区だ。登録地域の中心となる臥龍保護区内には、世界で唯一のパンダの研究所である 「ジャイアントパンダ保護研究センター」が立っている。また、森林、渓谷、草原など、緑豊かな自然環境のもと、レッサーパンダ、ユキヒョウ、ウンピョウなど絶滅危惧種を含む542種の脊椎動物、365種の鳥類も暮らしている。熱帯雨林を除くエリアの中では最も植物生態系の豊富な地域とされ、ここで見られる植物の種類は5000~6000種にも及ぶ。2008年の四川大地震により、保護区の一部は大きな被害を受けたが、現在は震災前の状態に回復しつつある。2006年に世界自然遺産に登録された。
http://www.pandatabi.com