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成都 パンダ 抱っこ 2018

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5月15日の午前2時に、成都双流空港の滑走路にゆっくりと入ってきた大韓航空会社のKE321便がエプロンについたら、首を長くして待っていたスタッフたちは一斉に歓声をあげました。アメリカで育ったパンダ兄弟の喜蘭と阿宝はこの便で古里の成都に帰り、これから成都ジャイアントパンダ繁殖基地に住み、新しい生活を始めるのです。

 基地のスタッフたちにフォークリフトで下ろされたパンダ兄弟は初めて面したこの故郷のあらゆるものに興味津々としながら、長時間の旅のせいか、時々疲れた顔もしていました。

 午前5:30頃、パンダ兄弟の喜蘭と阿宝はパンダ基地の検疫館に着きました。ここで飲食、気候、環境など多方面の調整をしながら、一ヶ月間の検疫期を過ごした後また国内外の観光客に公開される予定です。海外から帰ってきたこの兄弟の世話をよりよくするために、基地はベテラン飼育員を付けたほか、また質の良い笹、筍とパンダケーキなどの食物をたくさん用意しておきました。

 中国のパンダ保護政策、『絶滅動植物種国際貿易公約』、中国政府と海外の国際機構と締結した協議などに基づき、海外で生まれたジャイアントパンダの後代の所有権は中国に属し、性成熟期以後、或いは契約満了まで成長したら中国に返すことになっています。日本やアメリカなどで繁殖された「雄浜」、「隆浜」、「秋浜」、「美蘭」、「幸浜」、「明浜」、愛浜」、「梅浜」、「永浜」、「徳徳」、「阿宝」(スペイン駐在)、「喜蘭」、「阿宝」(アメリカ駐在)などのパンダは協議通りに相次いで帰国したから、いま基地での海外から帰ってきたパンダの数は既に13頭に達しています。
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