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2018年生まれの赤ちゃんパンダが一斉にデビュー 特別なメロディを奏でる
　喜ばしい秋のニュースが舞い込んできました！成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地（以下、成都パンダ基地）において、2018年生まれの12頭の赤ちゃんパンダのお披露目イベントが開催されました。今年、成都パンダ基地では9頭のジャイアントパンダが計13頭の赤ちゃんの出産に成功しました（海外の1頭を含む）。現在、成都パンダ基地のジャイアントパンダは195頭にまで達し、世界最大の飼育個体群を有しています。
「太陽の産室組」と「月の産室組」がこぞってお披露目　共にメロディを奏でる
　午前10時、成都パンダ基地の太陽の産室の室外運動場では7頭の赤ちゃんパンダが飼育員に抱えられ登場しました。音符に見立てられた白黒模様の赤ちゃんパンダは、五線譜が描かれた絨毯の上に順番に並べられ、それぞれが「ド、レ、ミ、～」とメロディを奏でていました。赤ちゃんは元気よく動き回り、まるでコンサートを躍動的に上演しているようでした。月の産室も負けてはいません。5頭の赤ちゃんによる芸術性の高い音楽会が上演されていました。赤ちゃんパンダは、静かに休んでいると思いきや次の瞬間には活発に動き始めたりと、静と動の絶妙なバランスを保ち、赤ちゃん1頭1頭の生命力溢れるダンスによって奏でられる「秋のメロディ」は、この上なく感動的なものでした。
スターによる楽曲提供によりジャイアントパンダの保護事業を推し進める
　また、太陽の産室のお披露目イベントにはシークレットゲストが登場しました。中国の有名歌手の宋秉洋氏です。宋氏は、より多くの人々にジャイアントパンダや生態環境の保護に取り組んでもらえるよう、自らも微力を尽くしたいと述べられました。今後も成都パンダ基地と手を取り合い、ジャイアントパンダの保護事業促進のための作曲やコンサートの上演、楽曲の録音制作に積極的に取り組むと宣言しました。その後、宋氏は、成都パンダ基地から「成都パンダ基地　音楽大使」の称号を授与されました。
ジャイアントパンダの保護と「ジャイアントパンダの都」の構築
　今年6月、成都市は「ジャイアントパンダの都」プロジェクトを正式に始動させました。そして、8月には「ジャイアントパンダの都」の全体計画とコンセプトプランに関する国際コンサルティングの中間報告および検討会を開催しました。「ジャイアントパンダの都」は、当初より、ジャイアントパンダの保護を核とし、科学研究、教育普及、国際交流、観光やレジャー、文化の創造、アウトドアやスポーツなどを主な機能とした施設として発案されました。また、ジャイアントパンダの保護を通じて、敷地内のあらゆる動植物の保護に努めることが施設の目的として挙げられます。成都市のジャイアントパンダと生物多様性の保護に関する研究レベルの全面的な向上を図り、成都市の生物多様性の保護と生態文明の構築の促進に繋げることが求められます。ジャイアントパンダの保護プロジェクトは、現在、必然的に取り掛からねばならない事業と言えるのです。
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