成都 パンダ 現地ツアー
2016年12月、アメリカから帰国した美輪と美奐は成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で初デビューしました。
美輪と美奐の帰国はパンダファンに注目され、関連ニュースとその転載は600通を超え、新浪ミニブログ、Facebook、ツイッターなどのソーシャルネットワーキングでも話題を呼んでいます。美輪と美奐の検疫中、成都パンダ基地の広報室はファンたちの関心を寄せた電話やメールなど300通もいただきました。今日はようやく検疫期が終わり、美輪と美奐は一般公開されるようになりました。
動物疫病予防部の陳欣氏、動物管理部のマネージャの呉孔菊氏及び飼育員の張浩氏などが記者会見に出席しました
動物疫病予防部の陳欣氏の紹介によると、帰国した美輪と美奐の健康状態はとてもいいです。検疫中に定時的に駆虫とフンの検査を受けていた双子の各指標も正常だったそうです。
美輪と美奐の面倒を見ている飼育員の羅雲宏氏の話では、この仲良い姉妹ともは性格のいい子で、一か月の検疫中にほとんど喧嘩したことがないし、時々抱き合って寝たり、寄せ合って笹を食べたりするシーンが見られます。帰ったばかりの時、気が弱い美輪は手すりに這うことが好きで、アメリカのクッキーしか食べなかったが、今はだんだん基地のパンダケーキとリンゴが好きになってきたそうです。動物管理部の呉孔菊マネージャの紹介では美奐は毎日600グラムのパンダケーキが食べられ、亜成年パンダの量にあたる4.5キロのフンもしているから、姉妹とも成都での生活によく適応していると言えます。美輪もだんだんアメリカのクッキーのかわりに、笹が好きになっているそうです。
検疫所での一般公開の後、美輪と美奐はパンダ基地の月産室へ引越しされ、故郷での新生活を始めます。
美輪と美奐はそのママの倫倫が2013年7月15日に生んだメスの双子でありながら、アメリカで誕生して生きてきた初の双子でもあります。
中国動物園協会が1999年にアメリカのアトランタ動物園と締結した「ジャイアントパンダの繁殖研究に関する協力協議」により、同年の11月に、成都の倫倫と洋洋という二頭のパンダはその在米生活を始めたのです。中米両方に面倒されている倫倫はすでに5回の出産で7匹の赤ちゃんを産み、美輪と美奐はその中の四回目の子供です。