成都 パンダ 抱っこ
産まれて以来、愛浜の赤ちゃんは基地のスタッフに24時間体制に見守られながら、ママに育てられていました。この四日間、赤ちゃんの体温、用便、乳のみなどはほとんど異常なし、体重も産まれた頃の145gから172gになりました。
5月10日の朝五時に、乳を飲んだ間もなく、赤ちゃんが大きな声を出してママの体から落ちたのを観察した飼育員はすぐ赤ちゃんを取り出して見たら、もう生きていないことに気づきました。獣医さんに診断してもらったら、その死亡が確認されました。剖検した結果、あらゆる臓器には目に見える異常がないようです。この赤ちゃんの突然死はいままでの人工飼育パンダにはごくまれな病例で、その臨床症状は今でもまだ病因が分かっていない人間の赤ちゃんの突然死と似たところがあるようです。パンダ基地の獣医部は既に死んだ赤ちゃんの臓器を採集して関連実験室に病因解析をしてもらっているところです。基地動物管理部も同時にベテランの飼育員を出し、愛浜を精一杯に慰めています。