臥龍パンダ基地ボランティア
ちゃんパンダ
赤ちゃんパンダの成長の過程は興味深いのですがとても難しく、極めて生存率が低くすぐに病気になったり、死んだりしてしまいます。しかし1960年代の30%以下と比べ、現在では繁殖センターで赤ちゃんパンダの90%が生存できます。
誕生
7月から9月にかけて出産シーズンです。母親の胎内に3~5か月入っています。パンダは生まれたときはとても小さいです。
ジャイアントパンダは生まれたときとても小さく、目は見えず、色はピンクでわずかに毛が生えています。平均的な重さは100gで、母親の900分の1の重さしかありません。過去の記録にある最も軽いパンダで36g、重たいものでは210gでした。
赤ちゃんパンダの手足はとても弱く、自力では立つことはできません。2か月ほどしてからミルクを飲んだり、眠ったり、排せつをしたりするようになります。
成長過程
赤ちゃんパンダ
生後7日
耳や目の周り、肩に黒みがかった毛が生え始めます。
生後25日
首や胸のあたりが黒い毛で覆われます。目の周りに大きな茶色の輪ができるようになります。同時に白い毛も生え始め、白と黒の区別がつくようになってきます。生後1月で体重は約2kgになります。
生後3か月
手足は強くなります。1メートルくらい歩くことができるようになります。しかしフラフラとし、ときどき落っこちたりします。この時点で体重は5~6kgになります。
ベービーパンダ
生後4か月
パンダは少しだけ走れるようになります。またよく転がって遊びます。
生後6か月
竹を食べ始めるようになります。6か月を過ぎたころからすくすくと成長が速くなります。一般的にオスの方がメスより速いです。
生後1年
1歳になるころまでに離乳させ、その後の半年、母親が妊娠するまで一緒に暮らします。もし妊娠しなければ母親と2年間共に暮らします。そして最後はひとり立ちさせます。この頃には子パンダは40kgほどになっています。この続きを知りたい方はこちらをご覧ください。
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