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世界最小のパンダ赤ちゃんが成都パンダ基地で誕生!

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成都パンダ基地行き方、成都パンダ抱っこツアー


今年6月11日9時35分、成都パンダ基地のパンダ「成大」(チェンダー)が破水し、出産の兆候が見られました。そして、14時41分、無事に171.9gのメスの赤ちゃんを産みました。その後、18時08分には、2頭目のメスの赤ちゃんが生まれ、体重は42.8gでした。「成大」にとって、今回が2度目の出産になります。最も注目すべき点は、今回生まれて来た双子の2頭目の赤ちゃんは、これまで世界最小体重で生まれてきたパンダ「五一」(ウーイー)よりも軽いということです。
今回の「成大」の赤ちゃんは、かつて51gしかなかった「五一」よりも10gほど下回る、極めて軽い体重で生まれてきました。赤ちゃん誕生のその瞬間、現場にいた専門家や飼育員は驚きと緊張を隠せませんでした。赤ちゃんの体重が通常の4分の1しかなかったからです。体長は、1頭目の赤ちゃんの3分の2ほどで、双子を並べると、その体格差は明らかです。成都パンダ基地では、すぐに経験豊富な哺育スタッフによる24時間体制のケアと観察に取り掛かりました。その小さな体格が影響し、赤ちゃんはお母さんの元で初乳を自力で飲むことができませんでした。そこで、スタッフはあれこれと策を考え、まずはスタッフが母親から初乳を搾取し、それを哺乳瓶で与える方法に取り掛かりました。パンダの「五一」は、2006年に母親の「奇珍」(チージェン)のもとに生まれました。生まれた時の体重はわずか51gで、通常体重の3分の1しかありませんでした。世界最小の体重で生まれてきた彼は、その後、体重にちなんで「五一」と名付けられました。「奇珍」と飼育員の愛情を受けた「五一」はすくすくと成長し、現在の体重は132㎏にまで達しています。
世界最小体重で生まれて来た「五一」の生育にも成功しています。これまで、基地の科学研究グループは常に技術面での難関突破のための努力を重ね、その結果、世界初の双子のパンダの育成の成功、世界初の秋季発情を経た冬季出産のパンダの育成の成功、世界初の母親による双子の同時育成の成功、世界最小の赤ちゃんパンダの育成の成功など、各分野で数々の世界初の記録を生み出してきました。今年に入り、2頭のパンダが計3頭の赤ちゃんを出産しています。
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