成都 パンダ ボランティア
6月22日の朝5時10分ごろ、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地のメスパンダコリンがメスの双子赤ちゃんパンダを無事に産みました。分娩症状があってから出産まで二時間でした。お母さんになったばかりのコリンは母性が強くて、子供を抱こうとするパンダに珍しい行為もあったそうです。双子赤ちゃんパンダの全てが順調で、体重は長女は118グラムで、次女は70グラムで、毎回1ミリリットルのミルクを飲んでいます。
2013年成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地より提供された二枚の写真がアメリカで有名の「タイムズ」の「2013年度最も不思議な写真展」に入選しました。その中の一枚に交配しているパンダのビデオを見ているのは美女のコリンでした。
お母さんは世間によく知られている大美人の嬌子で、お父さんはオリンピック元主席のサマンランチ氏に命名された伝奇的なコビですから、コリンは完全な名門出身とも言えるでしょう。2013年に五歳になったコリンは何も分かっていない少女だから、発情期に入っていても交配が嫌だったようです。コリンに勉強させるために、パンダの交配するビデオを流すことになりました。その後、面識のあった勇勇ともう一回お見合いされたらコリンは不思議に勇勇のことが気にいるようになり、順調に交配しましたが、妊娠までにはいかなかったのはとても残念でした。
2014年の春、だんだん物心がついてきたコリンは二回目のお見合いをさせられたが、夏に入っても全然減食など妊娠の気配がないから、お母さんになる準備がまだ出来ていないようでした。
2015年1月、コリンはパンダ基地の専門家より人工授精されました。5月中下旬から、減食の気配が出たコリンはいよいよ名高い「少女パンダ」からお母さんになりそうです。